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脳下垂体 病気

脳下垂体腺腫と言う病気はホルモンの中枢である脳下垂体に腫瘍ができたことによって様々な弊害を起こすのです。まず脳下垂体に腫瘍ができると、はたらきが正常に行われなくなり、ホルモンが放出されなくなります。成長ホルモンやプロラクチンが脳下垂体から分泌されなくても、大人なら病気にはなりません。しかし、脳下垂体には甲状腺刺激ホルモンや副腎刺激ホルモンも放出しているので、甲状腺機能や副腎機能に関する病気を併発してしまう恐れがあるのです。さらに、バソプレシンも放出されなくなるので、尿が大量に出てしまう病気にもなってしまうのです。


生殖腺を刺激するホルモンも脳下垂体から放出されているので、脳下垂体腫瘍ができてしまうと、男性なら立たなくなったり、女性なら月経が来なくなったり、不妊になったりという病気にあります。脳下垂体の機能が低下するとホルモンのバランスが崩れるのです。実は腫瘍ができると脳下垂体から放出されるホルモン濃度が低下するとは限らないのです。分泌過剰になるケースも否定できないのです。分泌過剰で起こる病気の例が「末端肥大症」です。脳下垂体からは成長ホルモンという筋肉や骨の成長を促進するホルモンが出ているのですが、これが出すぎたために起こる病気なのです。


脳下垂体にはプロラクチンというおっぱいを出すホルモンがあるのです。脳下垂体に腫瘍ができることにより、このプロラクチンが多量にでてしまうことがあるのです。この場合、無月経になります。さらに怖い病気は、副腎皮質刺激ホルモンの過剰によって起こる「クッシング病」という病気です。クッシング病に罹ると、中心性肥満という顔が太ります。この症状は満月様顔貌と呼ばれています。顔だけでなく首回り、また体の中心部分にも脂肪がたまりやすくなるのですが、手足などは細くなるという病です。高血圧や糖尿病を併発したり肺炎にも罹りやすくなるのです。


脳下垂体にできた腫瘍を放置していると、ときに腫瘍が大きくなることもあるのです。腫瘍が大きくなることで、周りにある脳器官を圧迫されて病気になる場合もあるのです。腫瘍が上の方大きくなっていったら、まず視神経を圧迫することでしょう。すると、目に病気が起こります。このくらいになれば、病院にいくと思いますが、ついでなので、さらに放置しているとどうなるか説明していきましょう。視床下部を圧迫し始めます。すると、視床下部が司る自律神経系が侵され病気になることでしょう。脳は豆腐のように柔らかい組織なので、簡単に凹んでしまいます。

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最終更新日
2010年3月11日
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