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脳下垂体 成長ホルモン

成長ホルモンとは、脳下垂体から分泌され、主に夜寝ているときに分泌されます。はたらきは骨や筋肉の成長を促すことです。「寝る子は育つ」とはよく言ったもので、このことわざは成長ホルモンの機能を指しているのです。脳下垂体前葉が活発にはたらく幼児期に成長ホルモンは多く分泌され、大人になると成長ホルモンはほとんど分泌されなくなります。成長ホルモンが多く分泌する幼児期に成長ホルモンの分泌が低下してしまうと小人病になってしまいますし、反対に多く分泌すると巨人症になってしまいます。大人になってからの成長ホルモンが過剰分泌されると末端肥大症が起きてしまいます。


ホルモンの中でも、比較的、認知度の高い成長ホルモンについて紹介していきます。成長ホルモンは昼間にも分泌されているのですが、昼間分泌されている成長ホルモンの量はごく微量です。夜の寝ているときにその分泌量が最大になるのです。おじいちゃんやおばああちゃんに「寝る子は育つ」とよく聞かされていませんでしたか。昔から脳下垂体前葉や成長ホルモンの存在が明らかになっていたとは思えませんが、昔の人々は何となく成長に関する物質は寝ているときに分泌されることは知っていたようです。脳下垂体前葉には血液が通っていて、成長ホルモンは血液に乗って運ばれるのです。


脳下垂体から分泌する成長ホルモンは細胞の代謝の促進をさせる他にも、糖の分解を抑制するはたらきをもっているのです。つまり成長ホルモンの分泌量が高いと、血糖値が上がってしまうために糖尿病になる危険性が増すのです。脳下垂体の前葉から分泌される成長ホルモンの量は1日につき2~3グラムほどです。成長ホルモンが分泌される脳下垂体とは大きさ約1立方センチメートルほどの卵形の臓器なのです。脳下垂体は内分泌腺のはたらきを調節しています。前葉と中葉は口腔から発生するので、腺の構造を取り、後葉は間脳壁から発生してくるので、神経線維からなるのです。


ホルモンとしての効果が半減するまでの時間を生物的半減期と呼びますが、成長ホルモンでは、この生物的半減期がが脳下垂体から分泌されてからたったの20分~30分間なのです。短期間にしかはたらかないホルモンなのです。成長ホルモンが生物的半減期が短い長所があるのです。細胞は分裂直後DNA複製ができていないので、次の分裂までには時間が要するのです。成長ホルモンが長時間はたらき続けると、骨の細胞分裂を促進してしまい、DNA複製できていない状態で分裂した異常な細胞ができてしまうのです。毎日少しずつ成長ホルモンが分泌され、毎日少しずつ骨の細胞分裂が促され、身長が伸びていくのです。

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