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脳下垂体 ストレス

最近、ストレス溜まっていませんか。体にストレスがかかりすぎると、疾患・病気に罹ってしまうのをご存知でしょうか。ストレスとは、物理的には丸いボールを指で強く押したときの『ボールのへこんだ状態』のことを指します。これを体に例えているのですが、体内にはこのストレスに対応しようとして多くの現状が起こるのです。その1つが脳下垂体による対応です。脳下垂体は脳の下の方にある部分で、様々なホルモンを放出するはたらきを担っているのです。脳下垂体はストレスに対処してホルモンを分泌するのですが、そのホルモンが長期間分泌され続けると細胞に害を与えてしまうのです。


脳下垂体から分泌されるホルモンの1つに副腎皮質刺激ホルモンがあります。そのホルモンが放出されると、副腎皮質が刺激され、副腎皮質からコルチゾールというホルモンが放出されるのです。この一連の流れはストレスがかかると発生するのです。ストレスを感じると視床下部から脳下垂体に副腎皮質刺激ホルモンを分泌するように命令がいくのです。このコルチゾールが脳の海馬に害を与えるのです。海馬は記憶を司る場所ですので、ストレスが長期間かかると海馬がやられてしまうのです。コルチゾールは、天然の強力なステロイドホルモンなのです。


適度なストレスは体にとって必要なものです。ゴムボールを時々指で押して弾力性を確かめると弾力性は長持ちしますが、一度も指で押して凹ませていないゴムボールはすぐに弾力性が落ちてしまうのと同じです。しかし、長期間に渡り、強いストレスがかかると脳下垂体などの脳が疲れてしまうのです。脳下垂体とはストレスに対処しようとしてはたらき始める最初の場所なのです。脳下垂体はわずかなストレスには耐えられるのですが、強いストレスには耐えられないのです。強いストレスがかかると、イライラしたり、落ち着かなかったり、うつ病まで併発してしまうのです。


ストレスによって様々な精神的症状が起こるのです。その原因の物質はコルチゾールなのです。高校生の教科書には糖質コルチコイドという名称で載っています。このホルモンの本来の働きは、心拍を上げたり、タンパク質を溶かして糖にして血糖値を上げるなどのはたらきをしています。このホルモンは脳下垂体によって調整しているのですが、さらに脳下垂体は視床下部によって調整されているのです。つまり、視床下部によってコルチゾールの量が調整されているのです。また、反対にコルチゾールの量によって視床下部のはたらきも調整されているのです。

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最終更新日
2010年3月11日
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