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脳下垂体 異常

脳下垂体に異常が生じてしまうと様々な病気を起こしてしまいます。まず、脳下垂体前葉に異常が起きてしまって、脳下垂体の機能が低下した場合は汎下垂体機能低下症や下垂体性小人症にかかってしまいます。また、反対に脳下垂体前葉の機能が過剰になった場合、先端巨大症や巨人症、さらには高プロラクチン血症にもなります。脳下垂体が機能異常を起こる原因には腺腫や腫瘍ができてしまうことにあるのです。実は脳下垂体にできる腫瘍のほとんどは良性なので、放っておいても構わないのです。しかし、脳下垂体に悪性腫瘍ができる可能性もゼロではありません。


脳下垂体の異常を考える上で非常に大切になってくることが、ホルモンを分泌する腫瘍なのか、分泌しない腫瘍なのかです。ホルモンを分泌する腫瘍の場合、過剰分泌による症状が出てきます。脳下垂体に異常が見つかり、腫瘍を取り除くとなった場合、脳下垂体は脳の一部分なので簡単にはメスを入れなれません。そこで、鼻の下からメスを入れて手術するのです。具体的には脳底部からメスを入れていくのです。この手術方法が普及するまでは、脳下垂体に異常が見つかった場合には、開頭手術が取られていました。今では内視鏡の発達により先程紹介した脳底部からの手術ができるようになったのです。


脳下垂体は様々なホルモンを分泌する脳として知られています。乳腺を発達させたり、子宮の筋肉を収縮に関与するホルモンにプロラクチンがあります。脳下垂体に異常を来たすと、このプロラクチンが過剰分泌になるケースが報告されているのです。統計的にいうと若い女性がプロラクチン分泌異常になりやすいのです。プロラクチンが異常に分泌されると、月経が来なくなったり、妊娠もしていないのにおっぱいが出ることもあるので、乳癌とも間違えられます。


脳下垂体の異常がどのようにして分かるのかと言うと、MRI検査を受ければ異常かどうか分かるのです。最近のMRIの解像度には素晴らしいものがあり、脳下垂体にわずか3~5mmほどの小さい腫瘍があっても、発見できるようになったのです。つまり早期発見も可能になったのです。早期発見した場合には、手術を行わず、薬による治療を行うのですが、大きな腫瘍が見つかった場合には。手術になります。鼻からメスを入れるので、傷跡は残らないと思いますが、手術はなるべく受けたくないものです。ですので、少しでも異常を感じたら病院で診てもらうようにしましょう。

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